はじめに
こちらの記事は前回の記事の続きとなります。
前回の記事をまだ読んでいない方はそちらから読むとわかりやすいです。
ホームステイ体験談 デメリット
留学は本当に色々なことが起きます。
これから挙げることをすべて悪いことだととらえずに、経験がたくさん出来たと思って楽しんだ方が良いです。
食事は期待しない方が良い

ホームステイを選んだ人は、ホームステイ自体にある程度の金額を払っているから、良いご飯が食べれると思っているかもしれません。食事はとにかく期待しない方がいいです。
以下、私がホームステイで経験した衝撃のご飯3選です。
・ファストフード
夜ご飯がピザやマクドナルド、バーガーキングだった日がありました。留学先で、まだファストフード店に行ったことが無かったので、海外での買い方が知れて良かった、とその時は感じました。
お金を払っているから、絶対にホストマザーの料理が提供される!ということはないです。時間にご飯が提供されればいいので、作るのが面倒な日はファストフードはよくあります。
カナダでは食育の文化があまりないようで、ホストシスターがおやつにドーナツやポテトチップスを食べ、それが夜ご飯代わりになっているのを、度々見かけました。週に1回程度のファストフードは普通によくある光景なのだと思います。
・夜ご飯が餃子のみ
普段の料理には全く不満の無かったのですが、夜ご飯が餃子だけのときは衝撃的すぎて、ルームメイトと顔を見合わせました。フィリピン系のホストマザーだったため、普段からお米はよく食べていました。
その日はホストマザーが用事があった日だったので、餃子をレンジでチンして、ご飯をよそろうと思ったら、ご飯がそもそも炊かれていなかったんです。
餃子にご飯というのは、日本だけの認識なのでしょうか。
ちなみに、この後も数回、夜ご飯に餃子が出た日がありましたが、餃子の日はサラダもご飯もなく、ただ餃子しか出ませんでした。カルチャーショックがだいぶ大きかったです。
・傷んだサラダを勧められる
夕食時にサラダが出ることが多くあり、大きなお皿に入っているので、自分で取り分けるのですが、基本は2日程度で食べ切ります。しかし、サラダの量を多めに作った日があり、4、5日以上経ってもそのサラダが残っていました。日にちも経って怖かったため、私を含むルームメイトも食べなかったところ、1週間以上経ったサラダをホストマザーが勧めてきたことがありました。
葉っぱもヌメヌメで異臭がしていて、冷蔵庫にまだ置いてあることにも衝撃を受けたのに、それを人に勧めることが考えられませんでした。
自分たちは食べずに留学生には傷んだサラダを勧めることに少し悲しくなりました。
立地は選べない
わたしの場合はホームステイ先をエージェントに探してもらいましたが、アレルギー等の事情は伝えられますが、立地は選べません。
語学学校まで電車とバスで1時間半の距離を、平日毎日通うのはとっても辛かったです。駅から遠い立地だったため、夜間のバスもとても不安でした。
ホームステイには門限やシャワーの浴びられる時間が決められているお家もあるため、ダウンタウンから遠い家の場合、相当早めに帰らないと門限に間に合いません。
地域によってはホームレスが多い地域、治安の悪い地域もあるので、十分に気をつけた方が良いです。
プライバシーがない
わたしはホームステイで鍵付きの個室が与えられましたが、鍵は内側からしか閉めることが出来ないため、外出時は鍵を閉めることが出来ません。
ある日、学校から帰った後に、ホストマザーから部屋が汚い!と怒られたことがありました。
日中に家を売るために、内見でお客さんが来ていたようです。常に部屋をきれいにしておかなかったわたしの至らなさもありますが、事前に言ってくれれば、きれいにしておいたのに!という思いと、プライバシーとかないのかと疑問が残りました。
ハウスルールが厳しい
以下、わたしがホームステイしていた時のハウスルールです。
大学生ではなく社会人として留学したので、共同生活に加えて、このハウスルールはとてもきつかったです。
・夜ご飯のいらない連絡は前日の昼まで
・夜ご飯の時間は17−18時
・シャワーは21時までに浴びること
・洗濯機を使うときは事前に許可を得てから使うこと
・洗濯は週に1回
・23時までに家に帰ってくること
語学学校に通いながら、この縛られた生活をするのはなかなか疲れます。ハウスルールもホームステイ先ごとの運ですが、これらのハウスルールはカナダのホームステイでは一般的なようなので、慣れるしかないです。
さいごに
今回はデメリットについての紹介でした。カルチャーショックがとても大きいですよね…。
カナダ留学楽しいことも辛いこともたくさんありますが、ホームステイでいろんな経験が出来ます。
また次の記事でお会いしましょう!

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