カナダ留学 ホームステイ体験談 メリット・デメリット①

留学・ワーホリ

はじめに

私が留学を決めて、語学力とともに心配だったのが、ホームステイです。

YouTubeやブログでホームステイについて検索すると、”当たりハズレがある”など、不安な言葉や体験談が沢山ありますよね。

私もそんな体験談におびえながら渡航した一人です。

2023年〜2024年のカナダ留学時にホームステイを1ヶ月利用しました。

良かった点・悪かった点も含めて、実際のホームステイ体験談について、まとめていこうと思います。

ホームステイを選んだ理由

カナダ留学する人は一般的にホームステイを最初は使うことになると思います。

わたしの場合はエージェントにおすすめされて、最初の1ヶ月はホームステイにしました。

語学学校で出会った日本人はみんな同じような形で、初めはホームステイでそれからシェアハウスを探していました。

理由は3つあります。

1、英語力がない

ホームステイを自力で探す場合、ネットなどから個人的に連絡をとり、個人とやりとりして決めていく形になります。数多くの中の家から、英語で情報を読み取り、英語で個人でやりとりすることは留学前のわたしには、とても難しかったと思います。

家探しは反応がないことも、詐欺も多いです。

日本語であれば詐欺などは、読み取ることが出来ても、英語の詐欺のパターンやニュアンスが分からないことは、よくあります。

十分な英語力がないはじめは、他に頼ることをオススメします。

2、土地勘がない

バンクーバーに留学に行く方、ゾーン1・2・3の違いが分かりますか?

留学の際は、基本電車かバス移動です。

家の場所がダウンタウンに近くない場合、友達と遊んでも終電や終バスの時間をいつも気にしなければいけません。

繁華街や危ない場所を把握していなければ、家探しでその場所を避けることも出来ません。

語学学校で出会う友達などの情報や、遊びに行った時の街の雰囲気など、最初の数週間だけでもある程度の土地勘はついてきます。

3、時間も余裕もない

私の場合は、社会人をしていたため、日々の仕事で精一杯でした。

特に退職後、すぐに渡航する人はホームステイ探しにかける時間は全くないです。

留学準備といっても、荷造りだけではなく、書面やクレジットカード、SIM探しなどやることは山ほどあります。また、渡航後、英語環境も海外体験も容易に出来ます。

留学前の時間節約のためにも、はじめはエージェントに頼ってホームステイの手配をしてもらうことをオススメします。

お家の立地・ホストファミリーについて

お家の立地

個人情報になるので、詳しいことは言えませんが以下のような立地のお家でした。

  • (駅まで)バスで45分
  • (語学学校まで)電車とバスで1時間半
  • 周りに畑と住宅のみ
  • 夜は、街灯ほぼなし

どこへ行くにもバスの時間を確認しなければならず、とても不便を感じました。しかも、カナダのバスは、定刻に来ません

往復で3時間かかるため、はじめの数週間は語学学校に行った後はヘトヘトで、なにもする気が起きませんでした。

ホストファミリー

私の滞在していた時のホストファミリーとルームメイトは以下のようなメンバーでした。

ホストマザー
フィリピン人

ホストファザー
ケベック出身のカナダ人

ホストシスター
フランス語の幼稚園に通う子

ルームメイト①
ドイツ人高校生

ルームメイト②
日本人大学生

ルームメイト③
社会人アラサー(私)

お家の中での会話は、英語で行われていたため、英語環境でした。

毎日夜ご飯は、ホストファザー以外の全員で食べるので、必然的に英語を話さなければならない環境でした。しかし、わたしはスピーキングが上手く出来なかったので、夕食時の雑談で、まともに会話は出来ませんでした。

ホームステイ体験談 メリット

現地のカナダ人の生活を知れた

海外で暮らすことが初めてのため、ルールや生活習慣など、すべてのことが分かりませんでしたが、毎日新鮮でした。

・玄関で靴を脱ぐこと

海外の映画を見ていると土足で家の中まで上がる家庭が多いのかと思っていましたが、玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えていました。

当然、日本ように玄関のような段差は無いので、人によって行けるところまで靴で入ってきますし、中庭に出る程度だと家用のスリッパで移動していました。家の中の定義はだいぶゆるい気がします…。

・ゴミの分別がすごくテキトーなこと

プラスチックのごみは、青い箱の中にいれると習ったため、朝ごはんで食べたヨーグルトのカップを水で洗ってから、プラスチックごみに入れようとしたら、洗わなくていい!と言われました。

日本だと回収業者が持っていってくれないようなゴミの出し方でも、カナダではOKのようです。

・夜ご飯が17〜18時に出ること

ホームステイ特有なのかもしれませんが、とにかく夜ご飯の時間がはやいです。

お腹の空いてないご飯だったため、夜には毎回お腹が空いていました…。

・食洗機は何でも洗えること

ご飯を食べ終わったら、食洗機に入れるのがハウスルールでした。食洗機に入れる前に、すすぎ洗いせず、いれるようです。結構カピカピに乾き切っている汚れたお皿も、きれいになって出てくるので、カナダの食洗機の性能はとても良いことを知りました。

・乾燥機はすごく便利なこと

日本では室内干しか外干しの2択でしたが、カナダは衣類用乾燥機が各家庭にあることによって、乾きにくいフード付きパーカーも、短時間でホッカホッカに乾きます。

しかし、LサイズのユニクロTシャツがXSくらいに小さくなったものもあるので、種類ごとに乾燥時間を調節することをオススメします。

・ご飯は簡単なものが多いこと

日本でいう一汁三菜のような食育の概念はカナダにはないようで、炒め物+ご飯(日本とは違うパサパサタイプ)かパスタ+サラダが定番でした。週末は中庭でBBQや、2週間に1度くらいはマクドナルドやピザなどの、ファストフードを家族で食べることもありました。

英語のシャワーを浴びれた

留学に行ったからには、英語環境に身を置きたいですよね?

わたしもそんな一人でした。

空港からお家へ行ったらすぐに、自己紹介や飛行機はどうだった?など、気さくに話しかけてくれる家庭でした。ルームメイトだった英語ペラペラのドイツ人留学生は、高校留学で数年その家に住んでいるようで、ホストファミリーと本当の家族のように仲良しでした。

留学前に1年ほどオンライン英会話をしていたため、フィリピン人の話す英語の聞き取りには慣れていたので、話が全く理解出来ないということはありませんでしたが、複数人の会話になると話は別でした。

夜ご飯の時に飛び交う英語を、瞬時に理解するのはわたしにはとても難しく、いざ話を振られても、笑ってごまかすことが多かったです。スピーキングはすぐには向上しませんでしたが、ホームステイで1ヶ月も滞在すると徐々に耳も英語に慣れてきます

初めのうちはこの英語環境がすごく疲れが溜まりましたが、留学しにきたんだ!という実感が湧いてとても楽しく充実した時間でもありました。

さいごに

私の経験上、ホームステイはとてもオススメです。

留学は良いこと・悪いことたくさん経験します。悪いことを経験したとしても、必ずあなたの今後の人生に役立ちます。

すべての経験を留学の醍醐味だと思えるように、留学前は何事もポジティブに考えていきましょう!

今回はメリットのみを挙げたので、今後デメリットについても書いていこうと思います。

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